クラスメートが宇宙人……!?
SFベストセラーズ(鶴書房)
続・時をかける少女
石山透・作
田中秀幸・絵
1973年
★(表紙見返しより)★
「だれかがわたしをよんでいる」どこかなつかしさを秘めた声……。
和子は教室の戸をそっと押し開く。
そこは、星座や星雲がねじ曲がり渦を巻く、暗黒の四次元世界だった。
二十七世紀の未来人、ケン・ソゴルが帰ってきたのだ。
和子は、タイム・トラベル中に行方をたった彼の仲間を追って時空間をとぶ。
NHKで放映され絶賛をはくした「タイム・トラベラー」の続編!
★(登場人物)★
芳山和子
ケン・ソゴル
ロック、ブラド、レム
……27世紀の科学者。ケン・ソゴルの発明した薬品の実験中に20世紀後半で行方不明となった。
ジュン……暗黒の世界に現れる正体不明の少女。 他
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★(あらすじ)★
芳山和子は懐かしさを感じる声に呼ばれ、時間のひずみの中に導かれ、ケン・ソゴルの待つ2001年の捜索基地に辿り着く。
彼らは行方不明になった3人の科学者を捜索していた。
ケン・ソゴルが完成した時空を自由に行き来できる薬品の実験を行っていたのであるが、薬品に欠陥があり、実験は失敗したのである。
2001年を目指して出発したはずの彼らはなぜか20世紀後半に迷い込んで遭難し、消息を絶った。
27世紀の人間にとって、21世紀と20世紀の間に厚い時間の壁が存在していた。
その壁を越えると能力が低下し、コントロールできなくなるのである。
彼らは指定範囲の時間の流れを自由に変えることができるエネルギー・スクリーン装置を持っていた。
事情を知らない20世紀の人間が不用意に動かすと、時間の流れがよじれ、逆巻き、連鎖反応を起こして大爆発を起こす事態となりかねない。
「時間の巨大なエネルギーの爆発……。それはどういうことなの?」
「地球はおそらく、粉々にくだけて、宇宙のチリになるだろう。」
「人類は、その歴史といっしょに消え去る。」
「過去も現在も未来も、いっしょくたになって同時に消えるということだ。
君は、二十世紀、1973年に爆発に会い、消える。
そしてぼくは、二十七世紀のぼくの時間で爆発し、消える。」
三人の行方不明のタイムトラベラー、そして人類の危機をもたらすエネルギー・スクリーン装置を発見すべく芳山和子は時空を駆け巡る!
★(時空消滅の危機! 20世紀の時空旅行者・芳山和子が時間と空間を駆けまくる!
人情 + サスペンス + 大冒険活劇!!)★
前作は何度も映画化され再販されているのにこの続編の方は忘れられたような存在になっていましたが、
最近復刊されたようで、それを機会に再読してみました。
前作では芳山くんはほんの少し時をかけただけで終わったのですが、本作では時空を自由自在に駆け巡ります。
ボーイフレンドと再会してのラブコメ、という軽い展開ではなく、芳山くんは時空の危機を救うため、体を張って大冒険を繰り広げます。
タイムトラベラー初心者の芳山くんにとっては大変な試練ではありますが、ハラハラドキドキの大冒険SFであり、埋もれた名作といえるでしょう。
今回の復刊を機に再評価されてほしいものです。
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★( 物語の時代は1973年 芳山くんの生年は何と1957年!?)★
さて、本作品の本来の時代を把握しておきましょう。
主人公の芳山和子は、1973年で16歳、と記述があります。
ということは、芳山くんの生まれたのは、1957年!2011年ではもうすでに54歳ではありませんか!
意外な事実ですね〜。
原田版・芳山和子と共に青春を送った者としては、改めて時の流れを実感する事実ではないでしょうか。
確かに私はリアルな原田版世代です。
しかし当時から既にアイドルものを馬鹿にしていたので芸能アイドル関係とは没交渉であり、同時代を生きた経験はないのです 。
後に大学時代にとり・みきさんのマンガにはまり、そこで原田版時かけの話題がこれでもかこれでもかこれでもかと頻出していたせいで 原田版時かけの洗礼を受け、疑似同時代体験をしたような感があります。
まあ芳山くんは永遠の青春・永遠の少女ではないでしょうか。
★( ついでに芳山くんがタイムトラベルする年を整理)★
1961(昭和36)年 12年前
1967(昭和42)年 6年前
1973(昭和48)年
2001(昭和76)年 28年後
ちなみに、どんな時間の流れにも影響されず、時間を超越するのがタイム・トラベラーの能力であるため、タイムトラベルしても年齢はそのままだと説明されています。
★( 21世紀と20世紀の間の時間の壁 時空の2000年問題か!?)★
そして再び芳山くんの前に現れたケン・ソゴルは27世紀の人間。
前作では2660年からやって来たという設定でした。
今回はその数年後からやって来ているのでしょうか。
しかし、何で27世紀という設定なのでしょうか。
もしや『27世紀の発明王』から来ているのでしょうか。
そしてケン・ソゴル達が常駐している救援基地は、2001年。
芳山くんのいる時代、そして本作品の同時代である1973年から見れば、28年も先のはるか未来です。
同時代でこの作品を読んだ人にとっては、想像もできないほどはるか先のことだったのかもしれません。
しかし考えてみると、今となっては既にもう10年以上も過ぎているのですね。
私などは1999年の恐怖の大王を本気で信じていたクチだったし、もしそれを乗り越えたとしてもコンピューターの2000年問題は無事で済まないだろうと思い込んでいました。
まさかこんなに生きるとは思ってもいなかったなあ。
(それでも今度こそ2012年や2013年で終わりだろうと思っていたりもする)
マヤ予言 2013年ウイルス流行説 http://sfkid.seesaa.net/article/193626424.html
マヤ暦とも一致!2020年インド暦世界終末説 http://sfkid.seesaa.net/article/195210418.html
2001年の基地で芳山くんが窓にかかるカーテンを開くと、砂漠がどこまでも広がり、空は赤く燃えていた。
ウェルズの『タイム・マシン』が描く未来世界を思わせる描写。
やはり人類は20世紀末の危機を乗り越えられなかったのか、と思うと、実は救援基地は砂漠の中に設置されていて、空が赤いのは夕焼けのせいだった。
物語では、21世紀と20世紀の間に厚い時間の壁が存在することになっていて、27世紀から来たケン・ソゴルらはそれを越えるのが困難で、だから芳山くんが助っ人として選ばれたということになっています。
もしや世界は分岐していて、ケン・ソゴルらの住む世界への枝は細いんではないんでしょうか?
しかし前作ではケンは特に壁を意識せずに20世紀の世界にやって来て飄々と帰って行ったではないか……とは言わない約束か。
★( 前作との連続性を厳しく?チェック!!)★
前作では芳山くんはほんの少し時をかけただけで終わったのですが、本作では時空を自由自在に駆け巡ります。
前作では深町くん(ケン・ソゴル)は、芳山くんの時間跳躍と身体移動能力はごく限られた範囲内での一時的なもの、と説明していました。
しかし本作では、ラベンダーのような薬品のにおいが超能力を刺激し、その時からタイム・トラベラーになった、ということになっています。
薬品を飲まず、においをかぐだけでタイム・トラベラーになるとはすごい。
前作ではこの特殊能力を嫌悪し、普通の女の子に戻りたがっていた芳山くんも、時空消滅の危機ということで、フル活用して大活躍します。
あと、本作では芳山くんは両親と3人家族という設定ですが、前作には「母や妹たち」という記述があります。前作では少なくとも1人は妹がいる設定となっています。
(ちなみに、NHK少年ドラマ版 では、オサムという弟がいることになっています。)
内田有紀版では妹との葛藤のシーンがありましたね。
★(
以下、ネタバレ注意!
以降はネタバレなので注意して下さい。)★
★( 2001年の人間の深層心理)★
ケン・ソゴルらが2001年の砂漠の中に設置した救援本部は、侵略者と間違われて攻撃を受けます。
攻撃者の一人が捕らえられ、深層心理が調べられます。
「ソラトブエンバン……ウチュウジン……インベーダー……カイジュウ……チキュウシンリャク……」
子どもの頃、そのようなTV番組ばかり見ていた幼児体験のせいで一生怪獣の幻影から逃れられないんだろう、と説明されています。
私も身につまされます。
私の場合、怪獣や宇宙人からの攻撃というより、核兵器や戦争や文明の暴走や天変地異による人類滅亡からの幻影が強いですね。
「ノストラダムス……キョウフノダイオウ……カクヘイキ……フォトンベルト……ポールシフト……マヤノコヨミ……」
といったところでしょうか。
宇宙人にしても、最近の人は友好的にとらえることが多いんじゃないでしょうか。
『未知との遭遇』は、本当の宇宙人がモデルになっていて、来るべき情報公開の時にそなえて予備知識をつけるために作成された、とも言われています。
『機動戦士ガンダム』以降、TVアニメも宇宙人が侵略してくるケースは減って人間同士の戦いがテーマになることが多くなりました。
まあ21世紀を迎えても地上から戦争やいがみ合いはなくならないどころか、ますます大きくなっているような気がしますが。
しかし、2001年の人間をこんな風に攻撃的に描いているところは鋭いのではないでしょうか。
1970年代を生きていた者にとって、来たるべき21世紀は戦争も病気も飢えもない平和な時代だ、というイメージがありました。
この時代に想像された2001年像は、結構楽観的なものが多かったように思います。
(もちろん、私も乗せられてしまったように、世紀末カタストロフ論もあったわけですが。)
しかし本作品では、よく調べもせず宇宙からの侵略者だと勘違いして攻撃してくるという、好戦的な2001年の人間像が描かれています。
現実に迎えた21世紀。やはり現実はこんなものです。
やはり人類の危機は過ぎ去っていないようです。
★( 印象的な4つのエピソード)★
3人の遭難タイム・トラベラーとエネルギー・スクリーン装置をめぐって、芳山くんが体験する主に4つのエピソードが語られます。
どれも味わいのあるエピソードであります。
特に、エネルギー・スクリーン装置を巡ってのエピソードはすさまじいですね。
「おもしろいよ、それ。」
「せっかく楽しく遊んでいたのにねえ……。」
と恐ろしさに気づかず無邪気に扱う20世紀人。
「その人たちは悪者です。」
「駐在さん、あの人たちは、わたしたちからこれを取ってしまうんです。悪い人です、どろぼうです!」
と悪知恵が働く20世紀人。
醜悪な描写です。
しかしよく考えてみると、科学文明の暴走を止められない現在の我々を思わせる描写でもあります。
例えば、2011年3月11日を境に、我々は自然の驚異・科学文明のもろさと暴走を思い知ることになりました。
(被害にあわれました皆様や関係される方々に心よりお見舞い申し上げます。
また、犠牲になられた方々やご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。 )
本作品で問題になったエネルギー・スクリーン装置を“原子力発電”と置き換えることもできるのではないでしょうか。
「便利だよ、核発電。」
「せっかく快適に暮らしていたのにねえ……。」
「核発電に反対する者たちは悪者です。」
「政治家さん、あの人たちは、わたしたちから核発電を取ってしまうんです。悪い人です、どろぼうです!」
「……こわいわ。ちょっとでも使い方を間違えたら人類が滅亡しちゃうような、そんなおそろしいものがあるなんて。そんなものを持っていて、よく平気でいられるわね、ケン。」
「ぼくだけじゃないよ。……人間は、二十世紀以来ずっとそうなんだ。」
二十世紀――。原子力を利用することを考えた人間は、同時におそろしいものを作ってしまった。原爆、水爆、コバルト爆弾……。人間はその時以来、ちょっとでも使い方を間違えたら人類が滅亡してしまうような、おそろしいものを持っている、とケンは言うのだ。
「……そう言えば、ほんとにそうね。」
和子は、なにか厳粛な気持ちになった。
――こわいのは、このエネルギー・スクリーン装置だけじゃない。二十世紀にだって、あるんだわ。
残念ながら、その、予測されていた、恐れていた事態は現実のものとなってしまいました。
100%安全なものなどあるはずないのです。
唯一の救いは、人間が故意に起こしたものではなく、自然災害に続いて起こった事故だったということです。
人間が故意に起こす核戦争による人類滅亡を想定していた私としては、最悪の結果は避けられたとも言えます。
しかし地震の多い日本では当然予想される事態でした。決して“想定外の事故”で済まして済む問題ではないでしょう。
追及するべき責任は追及していかなければならないし、今後のエネルギー政策も転換していく必要があるでしょう。
★( もう一人の時をかける少女 ジュン)★
芳山くんの替え玉として、ジュンが登場し、芳山くんの替わりに生活します。
最初登場した時は本当に謎めいた現れ方をしましたね〜。
しかし、何でわざわざ替え玉なんてややこしいことをするんでしょうか。
タイム・トラベルできるのなら、冒険に出た直後に帰ってきたらいいと思うんですが。
(ちょうど『五万年後の夏休み』 で、タイムスリップしたあの日のあの時間に戻ってきたように。)
それに、何でジュンは芳山くんに対してああも無表情なんでしょうか。
仲間の救出に協力して時空の消滅を防ぐために骨を折ってくれている協力者なのに。
ケン・ソゴルをはじめ、他の未来人たちは芳山くんへの感謝を隠そうともしていなかったのに。
最後にすれ違う時に「ほんのちょっと笑ってみせた」だけなんです。
その時、芳山くんは、ジュンが自分より美人だと思い、ケン・ソゴルと同じ時代に暮らせることに対して嫉妬するのです。
ジュンの無表情が、お互いのライバル意識を表しているとしたら深いことですね〜。
それにしても、ケン・ソゴルでさえ苦労した20世紀と21世紀の間にある厚い時間の壁をものともせずタイムトリップしてきた“もう一人の時をかける少女”ジュンが最強のタイムトラベラーという説があるとかないとか。
(説明づけると、タイムトラベル基地から強力な誘導がされていた、ということでしょうか。)
★( 残された謎について 語り合いたいですね)★
「みなさんに考えたり想像してもらう部分がたくさん残してあります。想像力の豊かなみなさんがそこから先どのように想像を進めていくか、それはあなた方次第なのです。」
本書の解説 “テレビ「タイム・トラベラー」のこと” で、NHK青少年部ディレクター・佐藤和哉さんが書いています。
確かに全てが説明されていなくて、想像が必要な部分も残っているような気がします。
例えば、3人の科学者達のチーフで、エネルギー・スクリーン装置を持っていたロックは、最後まで登場せず、行方が分からないままに終わってしまいました。
エネルギー・スクリーン装置がロックからインド人の一団にわたり、それが20世紀の人に渡った経緯も不明です。
そもそもなぜロックは大切なエネルギー・スクリーン装置をインド人の一団に渡したのでしょうか。自分で持っている方が安全なのではないでしょうか。
というか、危険性を知らない過去の人間に渡すのはタイム・トラベラーとしてどうなんよ?
歴史が変わりかねないというより、危険ではないでしょうか。
実際インド人は間違って20世紀人に渡してしまったため、大変なことになるところでした。
その事態は間一髪のところで回避されたので結果オーライだったわけですが。
またインド人も20世紀に現れたのに、なぜまた時空間の中に戻る選択をしたのでしょうか。
それにしてもこの宇宙空間を思わせるタイムトンネル、非常に印象的です。
タイム・ボカンシリーズで描かれるタイムトンネルのイメージもこんなものです。
私が子どもの時代なんか、こういったタイムトンネルのイメージだとか四次元世界の概念なんかが結構物語に登場することが多かったと思うのですが、今はどうなんでしょうか。
★( 最後に、書誌的事項を少し。 )★
私が所持している鶴書房SFベストセラーズ版『続・時をかける少女』は、
「昭和54年7月10日 第22刷発行」 (注:昭和54年=1979年)
と奥付に記されています。初版の発行年は記載されていません。
本書のまえがきは筒井康隆さんが寄せていて、昭和47年(注:1972年)12月12日の日付が記されています。
NHK少年ドラマシリーズ『続 タイム・トラベラー』が放送されていたのは、1972年11月4日〜12月2日。
さらに、本書の本来の時間軸は1973(昭和48)年という設定となっています。
だからはっきりと断言はできませんが、本書は『続 タイム・トラベラー』の放送が終了した翌年、1973年に発行されたものと思われます。
そして私が所持しているのは1979(昭和54)年の22刷ということ。
6年かけて22刷とは、ロングセラーを続けていますね。
2011.05.29(Sun)
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最後に、復刊ドットコムから2011年に復刻された版について。
筒井康隆さんのまえがきは表見返しに再掲されています。
佐藤和哉さんの“テレビ「タイム・トラベラー」のこと”は収録されていません。
代わりに何か解説が新たに収録されることもなく、本文のみで終わっています。
また、旧版で収録されていたNHK少年ドラマの写真もカットされていました。
代わりに『続 タイムトラベラー』からケン・ソゴル(木下清)と芳山和子(島田淳子)が並んで座っている写真が裏見返しに掲載されています。
NHK少年ドラマ版を思い出す資料としては旧版の方が優れていると思います。
復刊はやはり旧版をそのまま復刊するべきだと思います。
まあ何にせよNHK少年ドラマ『タイムトラベラー』再評価のためには意義ある復刊だとは思います。
この勢いでシナリオ集 『タイム・トラベラー』 の復刊も望みたいところです。
復刊ドットコムで復刊リクエストされていますので、ご協力お願いします。
↑幻のNHK少年ドラマ版! 原作とは違うパラレルワールドの大冒険が展開されていた!
[wikipedia:時をかける少女] [wikipedia:芳山和子]
[wikipedia:タイム・トラベラー] [wikipedia:続 タイムトラベラー]
[wikipedia:時をかける少女 (1983年の映画)] [wikipedia:時をかける少女 (アニメ映画)]
[wikipedia:時をかける少女(ボクたちのドラマシリーズ)]
[wikipedia:時をかける少女 (2010年の映画)] [wikipedia:光の惑星]
[wikipedia:石山透] [wikipedia:筒井康隆]
[wikipedia:少年ドラマシリーズ] [wikipedia:ジュブナイル]
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