■少年少女に未来への夢と希望をおくるSF文学の決定版――
少年少女世界SF文学全集(あかね書房)
責任編集=白木茂・福島正実(全20巻)小学上級~中学生向
宇宙船ドクター SPACESHIP MEDIC by HARRY HARRISON
★(あらすじ)★
(追記できたら)
★(登場人物)★
月ステーションから火星までの旅は、とても快適な宇宙旅行である。
惑星間宇宙船ヨハネス・ケプラー号(ビッグ・ジョー)は147人の乗客を乗せ、火星に向かっていた。
しかし、地球を出発して30日目。
隕石が衝突してコントロール・ルームが破壊され、船長ほか12人の士官と乗組員が死亡した。
医療実習として乗船していたドン・チェイス大尉は、ただ一人生き残った士官・ホルツ一等機関士から強引に船長代理を押し付けられる。
宇宙航海の知識はもとより、専門であるはずの医師としてのキャリアすらない初めての航海で、ドンは、船長と医師の二つの大役を負うこととなったのである。
しかも、隕石との衝突事故により、宇宙船は水と空気が不足しつつあった。
さらに、生き残った乗員は下士官のみ。
ビッグ・ジョーは目的地の火星への針路をずれつつあった。
早く針路を補正しなければ宇宙をさまよい続けることになる。
この針路補正の方法を知っている生存者はいないのだ。
さらに悪いことに、通信設備も破壊されてしまったのである。
知識の少ない下級士官とドン=チェイス船長代理の前に、次から次へと試練が襲いかかる。
滅多にないほど大きな規模の太陽あらし、それを何とか切り抜けると、船内に火災が発生する。
これにより、ただ一人生き残った上級士官・ホルツ一等機関士が死んでしまう。
ようやく修理した通信設備も電力不足で使えない。
さらに、針路補正と酸素不足の問題も。
さらに、謎の伝染病が発生する。
もっと悪いことに、野心家のマシュー・ブリッグス退役将軍が乗客をそそのかして反乱を起こす。
果たして、ドン=チェイスはこれらの危機を切り抜けられるのだろうか。
ビッグ・ジョーは無事火星に到着できるのか。
2002.03.10(日)
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